セミナー
車載ソフトウェアのテスト環境を変える!クラウド×超高速仮想ハードウェア活用術 ~Armプロセッサに特化した超高速仮想ハードウェア「Corellium Atlas」~
2025年09月02日
近年、「SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)」という言葉を目にする機会が増えています。車載ソフトウェアは、従来の”走る・曲がる・止まる”という基本機能だけではなく、IVI(車載インフォテイメントシステム)が車の価値を大きく左右する重要な要素となっています。
IVIを実現するソフトウェアは、スマートフォンのソフトウェアのように、大規模で煩雑、且つセキュリティ対策のため短いサイクルでのアップデートが求められます。
これらを実現するには、高速なテスト実行およびスケーラブルな環境が不可欠です。
しかし、従来の実機を使用したテストや低速度なシミュレータでは、今後の要求に対応することが難しくなっています。
本ウェビナーでは、こうした課題を解決する超高速仮想ハードウェア「Corellium Atlas」の概要と、クラウドネイティブな環境での車載ソフトウェアテストへの活用について解説します。
「Corellium Atlas」は、米国Corellium社が開発し、eSOL TRINITYが販売する超高速仮想ハードウェアです。AWSクラウドGraviton4およびNVIDIA Graceサーバー上で動作し、Arm CPUを搭載したサーバー上でハイパーバイザーとして実行されます。これにより、Armターゲットバイナリをほぼ実CPUで直接実行したかのような実行速度を得ることができます。テストにおける高速性は、開発効率を大きく左右する重要な要素です。
さらに、ターゲットハードウェアがマルチコアであった場合にも、サーバー上の複数コアにマッピングされ実行するため、速度が低下することはありません。ArmプロセッサA, R, Mシリーズ(32bit, 64bit)にも対応しており、これらのCPUが混在したターゲット環境およびGPUを利用したターゲットアプリへも対応できます。
また、ターゲットソフトの実行レベルEL0~EL3に対応しており、ターゲットOSやターゲットハイパーバイザーを変更することなく実行可能です。
これまで、組込みソフトウェアのテストには実機の使用が不可欠であり、クラウド環境の活用には高いハードルがありました。しかし「Corellium Atlas」を使用することにより、クラウドネイティブな環境でも実機と同じバイナリをそのまま使用し、実機同等の精度と速度でテストが可能です。
さらに、CI/CD環境へのシームレスな統合により、テスト効率が格段に向上します。
車載ソフトウェアテストの効率化と品質向上のヒントになるウェビナーです。ぜひご参加ください。
ご視聴にはWeb登録(無料)が必要になります。下記よりお申し込みください。
概要
開催日時 | 10月2日(木) 14:00 ~ 15:00〔ライブ配信(Zoom)〕 |
参加 | 無料(事前登録制) |
対象者 |
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お申し込み | お申し込みはこちら |
参加方法 | 本ウェビナーは、WEB会議システム(Zoom)を利用して実施します。ウェビナーにお申し込みいただくと、参加用のURLをご案内いたします。開催日時になりましたら、URLをクリックしてご参加ください。 |
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