PiNTeam KYOTO Suiteは、車載をはじめとする組込みソフトウェアのモジュールを他プロジェクトで再利用できるように、プロジェクトのニーズに合わせたモジュールパッケージの作成、および、他のプロジェクトへのモジュールパッケージの容易な組み込みを実現する環境を提供します。
ソフトウェアの再利用の作業効率の改善と品質向上が実現可能で、以下の製品で構成されています。

KYOTO DESIGNER

・ソフトウェアモジュール再利用の効率的な開発環境を設計するためのデザインツール

KYOTO CONFIGURATOR

・KYOTO DESIGNERで構築された仕組みをユーザーが利用するためのコンフィグレーションツール

今までのソフトウェア再利用イメージ

• 仕向先ごとのソースコード変更および管理が煩雑なため、いつまでも作業ミスや不具合発生を取り除くことができない
• ・マンパワーに依存した作業が多いため作業改善を見込めない
• ・ソースコード変更ミスによる品質低下への影響

KYOTOを利用したソフトウェア再利用イメージ

• ソフトウェアモジュール毎にパラメータ設定とソースコードの組み合わせて仕向先を管理できる仕組みを新たに導入することで作業ミスを防止し作業効率改善と品質向上を実現
• ・ソースコードをプラットフォーム化することで仕向先管理作業を自動化
• ・パラメタ設定作業に集中でき変更作業の範囲を限定的にすることで作業効率を改善
• ・ソースコード自動生成により変更作業でのミス（抜け漏れなど）をなくすことでソフトウェア品質を向上

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AUTOSAR準拠によりシームレスなインテグレーションを実現

パラメータ誤入力を防止できる直感的なエディタ

高品質なソースコード自動生成

既存パラメータ資産の活用

CI/CD環境を容易に実現するコマンドライン対応

• ● AUTOSAR準拠によりシームレスなインテグレーションを実現
• 　・AUTOSAR 4.xおよび3.2.2をサポート
• 　・コンプレックスデバイスドライバの開発時における、カスタムAUTOSARモジュールの作成が容易
• 　・AUTOSAR Open Tool Platform（ARTOP）を統合しているため、他のツールチェーンとの互換性を保持

KYOTO Suiteの構造例

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• ● パラメータ誤入力を防止できる直感的なエディタ
• 　・直感的で柔軟なエディターによりソフトウェアモジュールの構成パラメータをすばやく定義
• 　・自動インプレース検証（範囲外の値、不正な値など）によりパラメータ誤入力などのソフトウェアバグを防止
• 　・豊富な機能（「mandatory elements」の自動作成、フィルターと検索、パラメーターの有効化/無効化）

KYOTO DESIGNER画面例

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• ● 高品質なソースコード自動生成
• 　・ソースコードを自動生成するためのテンプレートコード設計は自動補完機能で作業が容易
• 　・コードValidation機能により意図したソースコードが生成されているかを自動チェック可能
• 　・手動による方式に比べて迅速かつ正確に高品質なソースコードの生成を確保

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• ● 既存パラメータ資産の活用
• 　・外部ファイルインポート機能（IUnit）の利用が可能
• 　・Excelファイルやテキストファイルなどの既存パラメータデータ資産の取り込みに対応可能

• ● CI/CD環境を容易に実現するコマンドライン対応
• 　・コマンドライン対応によりJenkinsなどのCIツールからの制御が可能
• 　・ソフトウェアモジュールの管理やコンフィグレーションの自動化が容易になるため開発プロセスの効率化を実現