OMIYA ANALYZER

概要

PiNTeam OMIYA ANALYZERは、AUTOSAR対応のソフトウェアアーキテクチャ設計時に必要となるソフトウェアコンポーネント(SWC)の複雑さやボトルネックを効率的に分析する環境を提供します。 ソフトウェアの構造分析が容易に実現できることでソフトウェア設計の作業効率の改善が実現可能です。

OMIYA ANALYZER概要

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特長

アーキテクチャ設計工程におけるメトリクス分析

コード生成前のアーキテクチャ設計時にSWCメトリクス分析を実施することにより後戻り工数の削減が期待できる

さらなる開発ステップに生かせるレポートの生成

ボトルネックや構造の複雑さのレポート結果からアーキテクチャの再調整が可能

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機能

メトリクス分析

レポート出力

OMIYA ANALYZER GUI

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  • ● メトリクス分析

AUTOSARモジュールとしての定量化指標を算出・分析するための2つのメトリクス分析が可能

  • ・処理負荷分析:Stress Point Metric[BEA84]
  •  ・通信ポート数による各SWCの処理負荷分析
  •  ・システム全体の通信ポート数から処理負荷(ストレスポイント)の高いSWCを特定し再設計の指標を得る
Stress Point Metric計算式
Number_Ports_SWC Fan-In + Fan-Out of a software component
Average_Number_Ports Total number of ports in system / Amount SWCs

対象コンポーネントの通信ポート数がシステム全体の通信ポート数平均値を超えているかどうかでストレス度合いを確認しコンポーネントの再設計が必要かどうかを図る

指標値が1より大きい場合
対象コンポーネントが「潜在的なストレスポイントになる可能性がある」ことを意味する。
指標値が1未満の場合
対象コンポーネントには「潜在的なストレスポイントがない可能性が高い」ことを意味する。

  • ・通信負荷分析:AUTOSAR Communication Metric [RAU16]
  •  ・通信データ量による各SWCの通信負荷分析
  •  ・通信負荷が大きいSWCを特定し、ボトルネック要因の回避、および、通信負荷分散化への指標を得る
  •  ・通信経路と要素の数だけでなく、通信負荷自体もカウント
  •  ・対象データ:C/S送信データ,S/R送信データ, Nv送信データ, ModeDeclarations, CalprmElements, Parameters, Trigger

AUTOSAR Communication Metric計算式
Fan Fan-In + Fan-Out + InterrunnableVariablen + PerInstanceMemory
Number_Dataelements All Dataelements of the Ports
Amount_Transferred_Data ・Primitive Data types (Integer, Boolean, ...)
・Arrays = Maximum amount of elements
・Records = Addition of all included elements

対象コンポーネントの通信負荷が他のコンポーネントに比較して多いかどうかでコンポーネントの再設計が必要かどうかを図る

指標値が(他の指標値と比較して)膨大な場合
対象ソフトウェアコンポーネントは「膨大な通信負荷を持っている」ことを意味し他のコンポーネントよりもはるかに多くの情報を送受信している。そのため、ソフトウェアコンポートネントの分割による再設計が必要であることを表す。

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  • ● レポート出力
  • ・通信負荷分析:AUTOSAR Communication Metric [RAU16]
  • ・ファイル形式:PDF、HTML、DOCX、XLS、PPTX、ODP、ODT、POSTSCRIPT

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