FVP:仮想プラットフォームシミュレータ

概要

Arm® Fixed Virtual Platform(FVP)は、仮想プラットフォームにより実機レスでのソフトウェア開発と検証を可能にするランライムモデル環境を提供します。


  • ● 実機レスの組込みソフトウェア開発をサポート
  •  ・一般的なソフトウェアデバッガ(Iris対応/CADI対応)との接続が可能で実機レスでのソフトウェアデバッグや検証に最適
  •  ・仮想プラットフォームモデルの内部の状態をトレースプラグインで取得できるためハードウェアとソフトウェアの要因解析が容易
  •  ・小規模なベアメタルソフトウェア開発から、大規模なLinuxやRTOSなどのOSアプリケーション開発のいずれにも適用可能
ArmDSデバッガ(Arm社製)
 
eBinderデバッガ(eSOL社製)
 

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  • ● 簡単インストールで複雑なハードウェア環境構築作業が不要
  • ・FVPのインストールは簡単で、ソフトウェア開発と検証のために必要であったハードウェアターゲット依存の複雑な環境構築作業が不要
  • ・実LSIリリース前でもArmの新しいテクノロジを利用できるうえ複雑な作業から解放されるため早期のソウトウェア開発を着手可能

FVPインストーラ

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  • ● ソフトウェア開発に必要な機能を標準装備
  • ・ソフトウェアデバッガ接続用I/Fやプロセッサの命令実行トレースなどのソフトウェア解析用プラグインを標準装備
  •  対応デバッガ
  •   ・ArmDS, DS-5, μVision(Arm)
  •   ・eBinder(イーソル)
  •   ・Iris対応デバッガ、CADI対応デバッガ、gdb
  •  対応プラグイン
  •   ・汎用命令トレース   : CPUの実行命令ログ出力
      ・指定コマンドの発生数カウント   : 実行命令数や、分岐命令数、キャッシュアクセス数などを対象コマンドをカウント出力
      ・異常検出   : ソフトウェアが推奨されない操作を実行したときにメッセージを出力
      ・Tarmacトレース   : CPUの実行アーキテクチャログ(実行命令、メモリアクセス、TLB、キャッシュなど)出力

デバッガI/Fとトレースプラグインのイメージ
 
ArmDSでのトレースプラグイン活用例

 

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  • ● CI(Continuous Integration)環境連携による単体テスト自動化
  • ・コマンドライン実行に対応しているため、JenkinsなどのCIツールからシミュレーションを自動実行可能
  • ・ソフトウェア開発環境と組み合わせることでビルドから単体テストまでの自動化を実現可能


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  • ● イーソル製 統合開発環境「eBinder」に標準バンドル
  • ・イーソル製リアルタイムOSプラットフォームを用いたソフトウェア開発にも対応
  • ・60日間の無償評価版を標準バンドル
  • ・eBinderの詳細はこちら → イーソルWebサイト
イーソル製 統合開発環境「eBinder」


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関連資料

以下より、リーフレットをダウンロードいただけます。

Arm社提供の仮想環境「FVP」「Arm Fast Models」

オンデマンドウェビナー

DockerコンテナとFVPを使った仮想環境開発構築  
DockerコンテナとFVPを使った仮想環境開発構築

本ウェビナーではArm Fast Models/FVPの製品紹介から、応用編としてDockerコンテナとFVPの組み合わせ​によるマシンラーニング開発について解説します。応用編では「開発環境にはもう縛られない!FVPでできるマシンラーニング開発への応用」をテーマに、最新のマシンラーニング用プロセッサIP「Corstone-300 FVP(Cortex-M55 + Ethos-U55)」をモデル化したFVPを紹介します。

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